2004-08-04 第160回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
きょうは、参議院選挙が終了して最初の公選法改正特別委員会ですので、この参議院選挙で新しく導入された制度について幾つか御認識をお伺いしたいというふうに思っております。 まず、今回、本格的に新しく創設をされて導入をされました郵便等による不在者投票制度についてでございますが、百五十六国会で成立をしまして、ことしの三月一日から施行となって、今回の参議院通常選挙で初めて実施をされました。
きょうは、参議院選挙が終了して最初の公選法改正特別委員会ですので、この参議院選挙で新しく導入された制度について幾つか御認識をお伺いしたいというふうに思っております。 まず、今回、本格的に新しく創設をされて導入をされました郵便等による不在者投票制度についてでございますが、百五十六国会で成立をしまして、ことしの三月一日から施行となって、今回の参議院通常選挙で初めて実施をされました。
ところが、こうした点については全く手をつけないで、参院全国区制改革のため大幅会期延長の強行、次いで参院公選法改正特別委員会での採決強行、本会議での異常な事態での強行採決など、納得しがたい事態が続いておると言わなければならないと思います。
私は、まず、去る九日公選法改正特別委員会における強行採決に対して、強い遺憾の意を表明するものであります。 民主政治の基本ルールをつくる選挙法の改正に際しまして、自由民主党による単独立法がそもそも異常であるのに加えまして、自民党の単独採決を強行したことは議会政治そのものの危機につながる暴挙であります。
私は、本来、三木総理に対する質問が、公選法改正特別委員会におきまして十分慎重審議されるべきであるのに、自民党のたび重なる暴挙によって、憲法にも匹敵する重要なる案件であるこの公選二法案が、このような本会議質問の形で強行されることに対しまして、自民党に対し、強く抗議するものであります。
かくして、もはや中西委員長は、慎重審議こそ要求される当院公選法改正特別委員会の委員長たるの職にとどまる資格を全く失ったと言うべきことが明白であります。 以上の理由によって、私は本問責決議案を全面的に支持し、私の賛成討論を終わります。(拍手)
まず第一点は、参議院に送付された公選政治資金の二改正法案についての審議に当たって十分慎重な審議を行い、この改正案が持っている数多くの疑義について十分に各党とも質疑を行うことができるように、公選法改正特別委員会の審査を進めることが、同委員会の委員長としてとるべき最も重大な、かつ当然の責務であるという問題であります。
このような状況のもとで参議院公選法改正特別委員会はわざわざ小委員会設置を行い、各党一致の意見により、もちろん自民党理事の賛成も得て、何よりもこの定数是正問題を最優先の第一議題として確認をし、自来協議を進めてまいったのであります。
現在参議院の公選法改正特別委員会で協議中でありますが、今国会中に成案を得て、是正がなされるように強く要望いたします。三木首相も、当委員会でわが党の山本委員の質問に対し、次期参議院選挙までに是正する決意を明らかにしておりますが、ぜひ実現するよう強く要望しておきます。
しかるに、政治資金規正法の担当大臣である赤澤自治相は、十二日の、昨日の参議院公選法改正特別委員会で、政党に対する政治資金は制限すべきではない、そういう意味の発言をしております。これは明らかに選挙制度審議会の答申を無視する考えであり、また先ほどのような政党ぐるみの買収というような形に見える、そういうおそれを再びまた起こすということは明らかであります。
昨年十月より、選挙制度調査会等の審議を経て、一成案を得たようでありましたが、その後変則国会に突入したため、これが実現を見るに至らず、ようやくにして、先ごろ来、衆議院公選法改正特別委員会におきまして、自民、社会、民社三者共同のもとに慎重審議を重ねたと称するものの、実際は二転、三転の醜態を重ねまして、しかもその内容たるや、国民の期待しているものとはおよそかけ離れたものでありまして、むしろ改悪的な傾向すら